Mac OS X Virtual Boxのストレージのサイズを変更してみる
今、メインで使っているPCはMac。
でも、なんだかんだでちょいちょいWindowsが必要なときがあるので、Virtual Boxを使っている。
ガッツリ使おうと思ったらVirtual Boxの仮想のハードディスクの容量が足りなかったので、増やしてみる。
発想としては今のHDDの内容を新しいHDDにコピーする感じ。
それにあうように作業する。
まずは、新しいディスクイメージを追加する。
- Virtual Boxを起動する。
- ディスクを増やしたい仮想マシンの項目の上でメニューを表示(control+クリック)して、"設定(S)…"をクリックする。
- 仮想マシンの設定画面で画面上側の"ストレージ"をクリックする。
- ストレージツリーのリストに表示されている"IDEコントローラ"って項目の一番右側にあるHDDっぽいアイコンをクリックする。
このアイコンはディスクイメージを追加するって意味だそうな。
- どうやってディスクイメージを追加するか聞いてくるので、"新規ディスクの作成"ボタンをクリックする。
- ディスクイメージのタイプを聞いてくるので、"VDI (VirtualBox Disk Image)"を選んで"続ける"ボタンをクリックする。
- ディスクイメージのサイズは可変なのか固定なのかを聞いてくるので、固定"Fixed size"を選んで"続ける"ボタンをクリックする。
可変"Dynamically allocated"の方が便利なんだけど、何やらVirtual Boxの動作が遅くなるらしいのでヤメた。
- ディスクイメージのファイルを作成するパス・ファイル名・HDDのサイズを聞いてくるので、教えてあげて"続ける"ボタンをクリックする。
同じ名前はつけられないので、今までのディスクイメージとは違う名前をつけてあげる。
メインのOSとして使うわけではないので30GBにした。
- この内容でディスクイメージを作るけどいい？って聞いてくるので、画面上側のメッセージを確認してOKなら"Create"ボタンをクリックする。
- ディスクイメージを作り始めるので、しばらく待っとく。
- ディスクイメージが終わると、ストレージツリーのリストに作成したディスクイメージが追加される。
この画面では"WindowsXP.vdi"が古い方、"WindowsXP System.vdi"が新しい方。
- とりあえず、ここまででディスクイメージの追加は終わり。
次にディスクイメージをコピーする。
こっからはターミナルで作業する。
- ターミナルを起動する。
- ディスクイメージのファイルが保存されているフォルダをカレントパスにする。
- こんな感じでコマンドを入力する。
VBoxManage clonehd (古い方のディスクイメージ名).vdi (新しい方のディスクイメージ).vdi –existing
※見づらいけど、各項目の間には半角のスペースを入れる。
※ディスクイメージ名に半角スペースが入ってる場合は\(バックスラッシュ)+半角スペースを数だけ入力する。
- コピーし始めるので、しばらく待っとく。
- 入力待ちになったら、コピーは終わり。
最後に起動ディスクを変更する。
これをしとかないと、古いディスクイメージが読み込まれちゃうので意味ない…。
- この記事で最初の方にあったストレージツリーをもう一回表示する。
- ストレージツリーのうち、さっき追加した新しい方のディスクイメージをクリックする。
- 属性/ハードディスクを"IDE プライマリ マスター"に変更する。
- ストレージツリーのうち、古い方のディスクイメージをクリックする。
- 属性/ハードディスクを"IDE セカンダリ スレーブ"に変更する。
- “OK"ボタンをクリックする。
確認。
VirtualBoxでWindowsを起動してディスク容量を見る。
んん、確かにHDDが30GBになっとる(前は10GBだった)。
ちなみに、古い方のディスクイメージはセカンダリ スレーブしないで削除しちゃってもおっけ。
まま、メモってことで。