Mac OSXでC#の開発環境”Xamarin Studio”を使ってみる

プログラミング

前に試しに使ってみたC#の開発環境MonoDevelop(その時の記事はここ)をベースに作られたXamarin Studioっていう開発環境を使ってみる。
※Xamarinはザマリンと読むそうな。

そのままMonoDevelopも使えたんだけど…、Xamarinの方がXcodeに似ていて使いやすそうだった…ただ、それだけ。

まずは、インストーラのダウンロード。

  1. ブラウザでこのURLを開く。
    http://xamarin.com/
  2. ページの左側の真ん中あたりにある、"Download Now"ボタンをクリックする。
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  3. ページが変わって、ユーザ情報を教えてくれって言ってくるので、次の項目を入力して"Download Xamarin for OS X"ボタンをクリックする。
    • 名前(名前を入力)
    • e-mailアドレス(使ってるアドレスを入力)
    • 会社名(ここでは"none"と入力)
    • 用途(ここでは"indie"を選択)

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  4. ページが変わって、ありがとって言ってくるので、"Get Started"ボタンをクリックする。
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  5. ダウンロードが始まる。
    firefoxだとダウンロードするよ?って聞いてくるので、"ファイルを保存"ボタンをクリックする。
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  6. ファイルがダウンロードできたら、おしまい。
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次はインストール。

  1. さっきダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックする。
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  2. インストーラが起動するので、画面の左側にある"Install Xamarin.app"をダブルクリックする。
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  3. インターネットからダウンロードしたものだけど、開いてもいい?って聞いてくるので、"開く"ボタンをクリックする。
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  4. ライセンスはこんなんだけど、同意する?って聞いてくる。
    英語をがんばって読んだあと、同意するなら画面下にある"I agree to license terms"チェックボタンにチェックを入れて、"Continue"ボタンをクリックする。
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  5. インストールの準備し始めるので、しばらく待っとく。
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  6. 実行環境を選択してくれって言ってくるので、必要な項目にチェックを入れて"Continue"ボタンをクリックする。
    ※なぜか、"Xamarin.iOS"はインストール済って…前にインストールしていたMonoDevelopの残骸が残ってるんだろうな、きっと…ここでは気にせず。
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  7. 実行環境のインストール先を選んでくれって言ってくるので、何も気にしなければそのまま"Continue"ボタンをクリックする。
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  8. PCの管理者の名前とパスワードを教えてくれって言ってくるので教えてあげて、”OK”ボタンをクリックする。
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  9. インストールし始めるので、しばらく待っとく。
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  10. インストールが終わったよって言ってくるので、"Quit"ボタンをクリックしてインストーラを終了する。
    ちなみに、画面真ん中にある"Launch Xamarin Studio"ボタンをクリックするとXamarinが起動する。
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    あと、このタイミングではチュートリアルのページが自動で開くので、興味があれば読んどく。
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起動するとこんな感じ。
なんか、XcodeとかiTunesのUIと似とるなぁ。

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とりあえず、簡単なコードを書いてコンパイル&実行してみる。

  1. Xamarinの画面の左側にある"ソリューション"のところの"New…"をクリックする。
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  2. 新しいソリューリョンを作るから、いろいろ教えてくれって言ってくる。15379_18
    こんな感じで必要な項目を設定してあげて、"OK"ボタンをクリックする。

    • プロジェクト(ここでは"コンソール プロジェクト"を選択)
    • 名前(ここでは"Sample01″って入力)
    • 位置(何も変更していない)
    • ソリューション名(何も変更していない)

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  3. テンプレートコードが自動で生成される。
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  4. テンプレートコードは動くものが生成されるので、とりあえずビルドする。
    ビルドはメニューの"ビルド"から"全てビルド"をクリックする。
    ビルドが正常終了すると、画面上でビルドできたよって言ってくる。
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    ビルドはメニューの"実行"から"Start Without Debugging"か"Start Debugging"をクリックする。
    ただ、コンソールプロジェクトの場合、実行モジュールが分からないのか実行に失敗しちゃう。
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  5. これはMonoDevelopと同じように(記事はここ)、ターミナルを使って実行する。
    んで、ターミナルを開く。
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  6. 実行モジュールのあるフォルダにカレントパスを移動して、実行する。
    “mono”というコマンドの引数にコンパイルして作ったexeの名前を指定する
    例)mono Sample01.exe
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ちなみに、この開発環境を使えばC#でiPhoneやiPad、Cocoaのアプリを開発できるそうな。

ま、ここまでざっくりメモってことで。