Mac OS X Virtual Boxのストレージのサイズを変更してみる

Mac

今、メインで使っているPCはMac。
でも、なんだかんだでちょいちょいWindowsが必要なときがあるので、Virtual Boxを使っている。
ガッツリ使おうと思ったらVirtual Boxの仮想のハードディスクの容量が足りなかったので、増やしてみる。

発想としては今のHDDの内容を新しいHDDにコピーする感じ。
それにあうように作業する。

まずは、新しいディスクイメージを追加する。

  1. Virtual Boxを起動する。
  2. ディスクを増やしたい仮想マシンの項目の上でメニューを表示(control+クリック)して、"設定(S)…"をクリックする。
  3. 仮想マシンの設定画面で画面上側の"ストレージ"をクリックする。
  4. ストレージツリーのリストに表示されている"IDEコントローラ"って項目の一番右側にあるHDDっぽいアイコンをクリックする。
    このアイコンはディスクイメージを追加するって意味だそうな。
  5. どうやってディスクイメージを追加するか聞いてくるので、"新規ディスクの作成"ボタンをクリックする。
  6. ディスクイメージのタイプを聞いてくるので、"VDI (VirtualBox Disk Image)"を選んで"続ける"ボタンをクリックする。
  7. ディスクイメージのサイズは可変なのか固定なのかを聞いてくるので、固定"Fixed size"を選んで"続ける"ボタンをクリックする。
    可変"Dynamically allocated"の方が便利なんだけど、何やらVirtual Boxの動作が遅くなるらしいのでヤメた。
  8. ディスクイメージのファイルを作成するパス・ファイル名・HDDのサイズを聞いてくるので、教えてあげて"続ける"ボタンをクリックする。
    同じ名前はつけられないので、今までのディスクイメージとは違う名前をつけてあげる。
    メインのOSとして使うわけではないので30GBにした。
  9. この内容でディスクイメージを作るけどいい?って聞いてくるので、画面上側のメッセージを確認してOKなら"Create"ボタンをクリックする。
  10. ディスクイメージを作り始めるので、しばらく待っとく。
  11. ディスクイメージが終わると、ストレージツリーのリストに作成したディスクイメージが追加される。
    この画面では"WindowsXP.vdi"が古い方、"WindowsXP System.vdi"が新しい方。
  12. とりあえず、ここまででディスクイメージの追加は終わり。

次にディスクイメージをコピーする。
こっからはターミナルで作業する。

  1. ターミナルを起動する。
  2. ディスクイメージのファイルが保存されているフォルダをカレントパスにする。
  3. こんな感じでコマンドを入力する。
    VBoxManage clonehd (古い方のディスクイメージ名).vdi (新しい方のディスクイメージ).vdi –existing
    ※見づらいけど、各項目の間には半角のスペースを入れる。
    ※ディスクイメージ名に半角スペースが入ってる場合は\(バックスラッシュ)+半角スペースを数だけ入力する。
  4. コピーし始めるので、しばらく待っとく。
  5. 入力待ちになったら、コピーは終わり。

最後に起動ディスクを変更する。
これをしとかないと、古いディスクイメージが読み込まれちゃうので意味ない…。

  1. この記事で最初の方にあったストレージツリーをもう一回表示する。
  2. ストレージツリーのうち、さっき追加した新しい方のディスクイメージをクリックする。
  3. 属性/ハードディスクを"IDE プライマリ マスター"に変更する。
  4. ストレージツリーのうち、古い方のディスクイメージをクリックする。
  5. 属性/ハードディスクを"IDE セカンダリ スレーブ"に変更する。
  6. “OK"ボタンをクリックする。

確認。
VirtualBoxでWindowsを起動してディスク容量を見る。
んん、確かにHDDが30GBになっとる(前は10GBだった)。

ちなみに、古い方のディスクイメージはセカンダリ スレーブしないで削除しちゃってもおっけ。

まま、メモってことで。

[amazonjs asin="4777517012″ locale="JP" title="はじめてのVirtualBox―オープンソースの「仮想化ツール」の使い方を詳細解説! (I・O BOOKS)"]