さよなら惚星…。

フォレスター

tetsuyanboが乗ってたフォレスターが星になったよ。

 

高速走ってたんだけど、途中でカタカタと異音がしてきて、アクセル踏んでも
反応が鈍い…。こりゃ、まずいぞと最寄のICまで粘って高速降りて、運よく
IC出口傍にあった道路公団の駐車場を目指す。

 

もう、その頃にはエンジンは停止状態。ハンドルも重くて、ブレーキも利かない。
何とか惰力で駐車スペースに入ってサイドブレーキで停止。で、停まったとたんに
ボンネットの隙間から水蒸気がものすごい勢いで噴出してきて、冷却水が
これでもかってくらい、沸騰して沸きこぼれてた…。セル回しても、反応なし。

 

にっちもさっちもならないので、人生初のJAF。30分くらいで、JAFのおっちゃんが
来てくれたよ。でも、やっぱり、どうにもならない状態。最寄のディーラーへ牽引して
もらうことに。

で、ディーラーで診てもらった結果、大手術(エンジンの載せ替え)をしないと動かない
状態。原因はラジエタのパイプに亀裂が入って冷却水が漏れたことによるオーバー
ヒート。修理代の見積を一応してもらったけど、内容を見て思わず店のなかで
「えぇ!?」って叫んじゃった…。修理代などなどを考えた結果、即日廃車。

車の状態から無知のtetsuyanboでも、ちょっとやそっとじゃ治らないのは察してたよ。
でも、事故したわけじゃないから、見た目はなんともない。今なら、またエンジン
かかって走り出すかもって何度も思ったよ。

廃車することになったから、荷物の整理。まずは、ディーラーのにーちゃんがナンバー
プレートを外して持ってきてくれた。受け取ったとき、ホントに泣きそうだったよ。

その後、車の荷物の整理。オーディオは自分の手、ETCはディーラーのにーちゃんに
外してもらって。車の中にあるガラクタ一式とあわせて、ディーラーのにーちゃんから
ムリ言ってもらったダンボールに詰め込んだよ。
でも、オーディオ外すとき、ホント涙目…。

こんなときに、仕事とはいえ、JAFのおっちゃんや、ディーラーのにーちゃんが
とても親切だったよ。おっちゃんは、いろいろ慰めてくれたし、にーちゃんは
仕事が忙しいのに、駅まで送ってくれて…。こっちが勝手に思ってるだけで、
相手は何も思ってないだろうけど…でも、ホントありがたいこっちゃ…。

JAFのおっちゃんが言ってたことが印象的。
一字一句までは思い出せないけど、こんな内容。
「車を買い替えようってときに車が故障することは、よくあるよ。持ち主が車の
状態を察して、無意識にそう思うのか。それとも持ち主が手放すと言ってたから
車がすねて、壊れるのか…。よくわからんけど、不思議だねぇ。」

tetsuyanboはどっちだったのかなぁ。確かに、やばそうな
雰囲気はしてたけど、さっきまで、あんなに元気だったのに…って思うと、
切なくなるねぇ。もっと、ちゃんと整備してあげれば良かったとか、もう寿命だから
仕方ないよ、おつかれさんとか、いろいろ考えるけど、収集がつかない。

あるひとには、次の車買ったら忘れるよ。あるひとには、充分役目を果たしたから
眠らせてあげたらって言ってくれたよ…。

 

ハイオク満タン、洗車も一番高いのを直前にしてあげた。当日は自分の荷物は
普段の半分くらい。ひょっとしたら、このことを自分で無意識に感じてたのかなぁ。
だから、余計にJAFのおっちゃんの言葉が印象的。

ホントにいろいろ思い出のある車。ひとがひとり、この世からいなくなったような
気がしてならない。車は道具か?こんなにいろいろ思わせるものなのかなぁ。

ん~、しばらくは悶々とした日が続きそう…。
ゴメンよぉ、話にまとまりがなくて、長々と…。